ただ、無心になって庭を眺める~京都 東福寺~

「京都のどこが好き?」という質問の答えのいくつかに、「庭園が好きだから」というのがある。日本庭園には「何を表現しているか」「何で表現しているか」「どのように鑑賞するか」で分類されている。だが不思議なことに、その詳細を知らずとも、眺めているうちにその意図や美を感じ取って庭と一体になっているような感覚を覚えることがある。