先日、ブラタモリで京都が3回連続で放送されましたね!皆さんはご覧になられましたか?

自分の興味のある分野で普段は絶対に入ることができない場所へ潜入できる番組を拝見すると、その時だけは芸能人になりたい…などと思う図々しい樹咲です(笑)。こんにちは。

東山の美の歴史や白川の地名の由来、銀閣寺のあの不思議な形と白い砂の美しさなど、京都の更なる魅力に引き込まれる京都回でした。

#102京都・東山 ~美しき“ニッポン”の始まりは 東山の奥にあり!?~ | タモリのブラブラ足跡マップ | ブラタモリ

明治の京都の町づくりや疎水のことを以下のnoteで書きましたが、疎水は産業発展のためだけではなく、景観づくりでもあったのですね。

https://note.mu/embed/notes/n5e56ea2b1248

中でも惹かれたのはやはり東山の別荘たち。タモリさんが行かれた場所は一般人が入ることは叶いませんが…今回はその東山の別荘の一つ、名勝・無鄰菴(むりんあん)をご紹介いたします。

東西線の蹴上駅を降りて南禅寺方面へ向かい、琵琶湖疎水記念館を正面右に見て川を渡り左手に進んでいくと見えてくる無鄰菴。
すぐお隣には朝粥が有名な瓢亭があります。

無鄰菴は政治家・山縣有朋の別荘だった場所。
東山を借景とした明治の代表的庭園で、疏水の水を取り入れ、三段の滝・池・芝生を配した池泉廻遊式庭園です。(※京都観光Navi参照

庭園を歩き、眺める。

母屋から外へ。

松越しに見る母屋や、しっとりとした苔と茶室の侘びさび。
広がる庭園を見遣れば、風景の一部である東山が望めます。
なるほど、春夏秋冬、東山とともに移り変わる四季を楽しむことができるのだなと感じることができます。

しっとりとした茶室のある一角。

東山を望みます。

のんびり歩いていると、可愛らしい鳴き声が。
ここはお休みどころなのですね。

週末には庭園巡りが。

毎週土日には、庭園コンシェルジュとお庭巡りが開催されているそう。

上述した通り政治家や文化人の別荘だった東山。殆どが非公開なので、東山借景の日本庭園がどんな風どんな意図で作られ、どんな見方をすれば良いのか。

明治に想いを馳せながら、ワンランク上の庭園の見方を知ることができそうですね!

週末庭園めぐり | 無鄰菴

明治の歴史に想いを馳せる

無鄰菴の一角にある洋館。
平成4年から公開が始まったという洋館は、1階はその歴史を知ることができる展示が、2階は当時の調度品や天井がそのままになっています。

1903年4月、続くロシア帝国との緊張関係。
この場所で山縣有朋、伊藤博文、桂太郎、小村寿太郎が集まり日露戦争開戦直前の会議が行われた場所。あのイスに腰掛け、彼らは日本の行く末を決める重大な話をしたのですね。

天井の灯りも、机も、椅子も、彼らの表情を見て聴いてきた“証人”。少し埃っぽい、薄暗さが残る明治の香りにしばし浸ってみるのはいかがでしょうか。

山縣有朋公愛用の書見台とテーブルも。
当時の人々の“生活”を感じられるものって、親近感がわいてきます。

こちらの無鄰菴は、季節によって異なる開館・閉館時間が設けられています。
それは早朝や夕暮れの景色を楽しめるように、ということからだそう。
なんて贅沢な計らいなのでしょうか。

週末の庭園巡りの他、特別ライトアッププランも開催。こちらは利用希望日の1ヵ月前までには予約が必要とのこと。
掲載されている写真がとってもステキ!

特別ライトアップ鑑賞プラン 〜夜の日本庭園にようこそ〜 | 無鄰菴

早朝や夜間、庭園巡りにライトアップの他、ワークショップなどのイベントなど本当に様々な楽しみ方ができる無鄰菴。

喧騒を離れ、お抹茶とお菓子をいただきながら風や鳥の声や木々のざわめきと東山の借景を楽しんだり、明治の歴史に想いを馳せたり、お茶や庭園の講座を受けてみたり、特別なイベントに参加してみたり。

自分にあったスタイルで、東山の特別な一角をお楽しみください。

無鄰菴

入場料 410円※小学生以下は無料
休館日12月29日から12月31日までの3日間
開館時間 開館・閉館時間は季節によるのでサイトを確認
アクセス 京都市営地下鉄東西線「蹴上駅」徒歩約7分
京都市営バス
京都岡崎ループ「南禅寺・疏水記念館・動物園東門前」下車 徒歩4分
「神宮道」または「岡崎公園・美術館・平安神宮前」下車 徒歩約10分
ホームページhttps://murin-an.jp/

転載元記事  https://note.mu/treesgarden/n/n04ad55228b4e

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Wednesday, Nov 13, 2019
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