こんにちは、樹咲(@RiyokoKisaki)です。

この度の大阪北部の地震被害で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。被害に遭われました皆様にお見舞い申し上げます。

余震、微震などでお気持ち落ち着かれないかと思いますが、まだまだ警戒をしつつ、避難準備はしっかりとされつつ…お怪我などないようお気を付けてお過ごしくださいませ。これ以上の大きな地震、被害がないことを祈っております。

あちこちで紹介されておりますが首都直下型地震に備え東京都で作成された「東京防災」は震災の他、災害時・非常時への心構えや過ごし方の参考になりますので、ぜひダウンロードをおすすめいたします(電子版は無料です)。

東京防災www.amazon.co.jp

東日本大震災の経験や熊本地震の際の時のことを思い出すと、被災地に住んでいない人間が出来るのは普段通りに過ごすこと、できる時にできる支援を、なのかなと感じます。

支援側にいる時に長く続けられるには、楽しみながら無理なくできること、というのは先日のnoteでも書いておりますが、東日本大震災後は毎年東北のどこかへ旅行で訪れるようになりました。

近畿もよくお伺いする大好きな地域。
今は避難所で生活していらっしゃる方やお店が開けられない…というところも多いと思いますが、一日でも早く『いつも通りの日常』がおとずれますようにと願い、本noteはいつも通り大好きな京都のご紹介をしたいと思います。

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今回は下賀茂神社に行く途中にある旧三井家下鴨別邸
下賀茂神社に向かうほんの少し出町柳側にあり、平成28年から一般公開が始まった、まだ新しい観光スポットの一つです。

平成28年より10月1日より公開が始まりました!

この旧三井家下鴨別邸。江戸時代の豪商であり三井財閥家の共有別邸として1925年(大正14年)に建築された建物で、2011年(平成23年)に重要文化財に指定され、2016年(平成28年)10月1日から一般公開が始まりました(旧三井家下鴨別邸サイト参照)。
旧三井家下鴨別邸 | 京都市観光協会旧三井家下鴨別邸。2016年10月より、一般公開開始中!www.kyokanko.or.jp

私は京都に行くとお店の方やタクシーの運転手さんとの会話で『今の時期ここがオススメだよ!』などで当日や前日行く場所を決めることが多いのですが、こちらもそんな一つ。

「あそこは知ってる?最近公開が始まったんだよ!」

と教えていただき、行った場所でした。
お店やタクシーの人と喋るのは好きではない…という方も多いと思いますが、さすが観光地。ピンポイントで「今」おススメの場所、新しい場所、比較的混雑が少ない穴場スポットを教えてくださることもとても多いです。

さてさて、そんな旧三井家下鴨別邸。
三井財閥の別邸として建てられ、重要文化財指定、そして一般公開となるまでの間、1951年(昭和26年)~2007年(平成19年)まで京都家庭裁判所の所長宿舎として利用されていたとのこと!

大正時代に建築された家が比較的最近まで“人が住んでいた”ということを知ると、歴史的な視点だけではなく“住みやすさ”など身近な視点になる面白さがあります。

明治大正時代の建物で私が好きなポイントの一つは硝子窓。
人の手によって作られた当時の硝子は面が均一ではなくちょっと歪みがあり、レトロさを感じます。その硝子越しに見る外の世界は水中や氷の中からみているような揺らぎを感じて、今の硝子を通して見る世界とはまた異なった楽しさや味わいがあるなあと思います。
それが一番よくわかる写真はこちら。

このゆら~っとした見え方…硝子そのものや、硝子を通した世界の見え方が独特で好きです。繰り返しますが、水中や氷の中から世界をのぞいている感じ(^^)

障子と硝子を利用した、空間に溶け込む“絵画”

庭園を臨む広間は、障子が額縁に、硝子部分が絵になるような作り。
自然を切り取り建物の一部として取り入れる雅さを感じることができます。

季節ごとのうつろいや天候を感じられ、主屋と庭園が一体となった開放感。
訪れた日は雨でしたが、しっとりと濡れる木々はこれまた落ち着く穏やかな空間でございました。

切り取り方を変えると、また違う“絵”のように。

庭園にも降りることができます。綺麗に手入れがされていて、広く、これまた心落ち着く空間。

雪が積もった時には、この芝生の部分が真っ白に…。そのお写真も公式サイトに掲載されておりますので、ぜひご覧になってみてくださいね。

主屋の広間の赤いカーペットと硝子障子越しに見る白い庭園との対比も大変美しいです。雪が積もる時に滞在していたら、ぜひとも拝見したいものです。

庭園側から見る母屋も、素敵。レトロな硝子の“ゆらぎ”が外からも感じることができて、少しの時間タイムスリップした気分になります。

特別な空間、三階の望楼。

このnoteの最初の写真を見た時、この建物の、特に特別な部分に気付かれましたでしょうか。

そう、三階部分にある望楼です。望楼とは、遠くを見るために建てられたやぐらのこと(コトバンクより)。

今年の2月に2回目となる特別公開が行われたそう。私もまだ昇ったことがありません…!

四方を硝子窓に囲まれたこの特別な空間、京都をかなり広い範囲で見渡せるのではないでしょうか…!
当時硝子や天板はとても高価なものだったということで、三井財閥の財力をうかがうこともできますね。サイトに掲載されている写真を拝見しただけでも、とても綺麗!

次回の特別公開はいつになるかはわかりませんが、公式サイトで告知されると思いますので、行って見たい方はぜひチェックしてみてくださいね。

お知らせ 旧三井家下鴨別邸 | 京都市観光協会

ちなみに主屋は元々は鴨川下流の東岸の木屋町にあったものを移築したそうで、この望楼はとても目立っていたんでしょうね。

詳細は三井広報委員会のサイトからご覧ください。

旧三井家下鴨別邸|三井の歴史にまつわる施設|三井広報委員会

生活を感じる面白さ。

お風呂は…現代のものと比べると、ちょっと狭くて寒そうな感じがあります。昔のお風呂って、深いんですよね!
平成の時代でこういうお風呂で過ごすのはちょっと大変そうだな…などと、生活部分を拝見できるのも楽しさです。

小さい写真しか残っていなかったのですが、こちらの摺り硝子は縦部分が台形になっています。ちょっとした部分に、建築当時の“おしゃれなこだわり”が垣間見えますね。

恐らく官舎になった時に使われていた玄関や

洗面所。
使いやすいように水道部分などは変更されていると思いますが、鏡やライト、歯ブラシ置き場などは建築当時からの作りを生かしているのではないでしょうか。(このあたりは正確な情報を尋ねたわけではないので間違っていたらすみません)。

ちなみに2階や茶室は普段入ることはできませんが、会議や茶会利用をすることができるそうですよ。

主屋2階・茶室の貸出について 旧三井家下鴨別邸 | 京都市観光協会

また、夜の主屋を楽しめる夜間開館や、過去にはライトアップイベントなどもあるそうなので、併せてチェックしてみてください。

近いところでは、7月20日~29日までみたらし祭に併せた夜間開館が行われるそう。カフェスペースではソフトドリンクやアルコールも楽しめるということで、ここが住居だった頃のことを思いながら一服楽しんでみるのはいかがでしょうか。

旧三井家下鴨別邸

住所京都市左京区下鴨宮河町58番地2
開館時間9時~17時 / 16時30分(受付終了)
休館日水曜日及び12/29~12/31 ※水曜が祝休日の場合はその翌日
入館料大人410円/中高生300円/小学生200円
アクセス京阪電車・叡山電鉄「出町柳駅」下車徒歩約5分
市バス1・37・205系統「葵橋西詰」下車徒歩約5分
市バス1・3・4・17・201・203・102系統「出町柳駅前」下車徒歩約5分
ホームページhttps://www.kyokanko.or.jp/mitsuike/index.html

転載元記事 https://note.mu/treesgarden/n/n7fe69f4d2904

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Wednesday, Nov 13, 2019
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