あけましておめでとうございます。

Tripnote -Riyoko Kisaki-にお越しいただきありがとうございます。

旅行好きとして「きちんと記事にして残したい・自分のサーバで運営したい」と2019年にオープンさせた本サイトも、徐々にご訪問いただく方が増えてまいりました。大変嬉しく思います。

2020年は記事の充実をはかり、更新も定期的にしていく所存です。
どうぞよろしくお願いいたします。

ところで皆さん、“お屠蘇”ってご存じですか?

お屠蘇とは

お正月にお屠蘇を飲む風習は、中国で始まったとされています。
日本では、平安時代に宮中行事の一つとしてお正月に行われ始め、江戸時代になると庶民の間にも広まったとされています。

「屠蘇(とそ)」と難しい漢字が使われていますが、「屠」は屠(ほふ)ると読み、払うや追い出すことを表します。
「蘇」は邪気をもたらす鬼という意味があり、「屠蘇」は鬼退治のことになります。
もう一つの解釈として、邪気を払う「屠」と蘇(よみがえ)るの組み合わせで、邪気を払って魂となる力の源を目覚めさせるという解釈もあります。
いずれも、新しい一年の始まりに無病息災や健康長寿の願いを込めていただく祝い酒ということです。 

玉乃光オンラインショップ https://www.sake.com/column/sake/956/

先日の京都紅葉旅行の際、佐々木酒造さんに行ったときに“御屠蘇”をいただいたのですが、実は私生まれて初めてこういったティーバックタイプの“御屠蘇”を見たのですね。

今まで“お屠蘇”とは単に

  • 初詣にいったら神社でいただくお酒
  • お神酒(みき)とも言う
  • お正月に呑む日本酒

のことだと思っていたんです。
というのも神社では「『お屠蘇orお神酒』をどうぞ」と言われた(場所によっては日本酒の樽からそのままお銚子(屠蘇器)に入れていたのを見た)ので、地方とか神様によって「おみき」「おとそ」と言い方が違うだけ、くらいの認識でした。家庭でも作ったり出てきたりしなかったですしね。

ちなみに

現代では、「お屠蘇を飲む」というと、単に日本酒を飲むことを指す場合もありますが、本来のお屠蘇とは、日本酒やみりんに生薬「屠蘇散(とそさん)」を浸け込んだ薬草酒のことをいいます。

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現代のお正月では日本酒がそのまま使われることが多いようですが、機会があればご家庭で作ってみてはいかがでしょうか?上記のような原材料を一から用意するのは大変ですが、屠蘇散としてまとまったものが売っているのでそれを使えば簡単に作ることができます。

oisixおせち二〇二〇 https://www.oisix.com/shop.osechi–cont-otoso__html.htm

とのこと。

恐らく「屠蘇散を作るのが大変なので省略してきた結果、現代では邪気を払う意味がこめられつつ日本酒だけになったのもの」が“お屠蘇”という名前で残っているのでは…と推測するのですが、すみません、この辺りは詳細に調べていないのでもし詳しくわかるページなどがありましたら教えていただければ幸いです※あくまで私の推測です m(_ _)m

初お屠蘇、1月1日に作って飲んでみました!

作る、といってもとっても簡単!いただいた屠蘇散は

お酒又は味醂200cc~300ccに一袋を三時間~五時間浸し用いて下さい。

これだけです。

佐々木酒造さんで購入した明治150年記念の『古都』がちょうど300ml。佐々木酒造さんのお酒でいただくのが良いだろう!ということで浸してみました。

正式には屠蘇器という朱塗りのお銚子と三段重ねの盃でいただくものだそうですが、我が家にはございませんのでティーポットにて。段々と色がついていきます。

ちなみに初めてこの屠蘇散をいただいたとき、その独特な香りに大変驚きました。漢方の中でもかなり強い香り…と言ったら伝わりますでしょうか。
旅行先のホテルの部屋では滞在中ずっと香りが残っていました。

どんなお味になるのだろう…しばし待ちます。

三時間~五時間。とあったのですが、お料理と人の都合で二時間ほどでいただいたものがこちら。

色はまだあまりついておりませんが、香りがしっかりと。もっと漢方っぽいお味になるのかな?と思っていたのですが、ほんのり具合が良く、邪気払い・家内健康を願い美味しくいただきました。

ちなみに少し残って五時間経過したのがこちら。

かなりしっかりと色が出ました。

一口目は古酒っぽいと感じたのですが、五時間経つとかなり苦みが出てまさに“薬草酒”という味になりました。に、苦い…でも効きそうです。

一年の始まりに

縁起物ですので味を楽しむ、という言い方をしてしまうのはよろしくないかもしれないのですが、時間の経過とともに変化していく味を感じながらいただいたり、来年は本みりんでいただいてみたいかも、と思った初お屠蘇でした(^^)

たまたま屠蘇散をいただかなかったら、お屠蘇の本来の意味を調べたりいただくこともなかったかもしれないので、一つ新しく知ることができて良かったなと思います。

ちなみに今回いただいた屠蘇散は「お酒又は味醂」でしたが、oisixのページでは「お酒と味醂合わせて」の作り方が書かれておりました。またお味が違いそうですね。

邪気を払い、家内健康で無病長寿を願い。新しい年の始まりが、佳きものであるよう願って。

皆様にとっての2020年が、良い年となりますように!

今回はお酒を購入&お屠蘇をいただいた佐々木酒造さんと、屠蘇散の製造元の中嶋生薬株式会社さんをご紹介させていただきます。

佐々木酒造株式会社

所在地京都市上京区日暮通椹木町下ル北伊勢屋町727
定休日日・祝・お盆・年末年始休み
営業時間 10:00~17:00
ホームページ http://www.jurakudai.com/

中嶋生薬株式会社

所在地京都府京都市中京区二条通東洞院西入る
仁王門町29番地の2
営業時間8:30~17:30
定休日土曜・日曜・祝日
ホームページhttp://www.kanpo-nakajima.co.jp/
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Saturday, Sep 26, 2020
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