東海道五十三次の丸子宿名物とろろ汁を。東京・中野「丸子亭」

投稿日 2022-02-11 最終更新日 2022-02-14

中野ブロードウェイの一角にあるレトロなお店

サブカルの聖地、中野ブロードウェイ。
その中には長年愛される歴史あるレトロな飲食店も並んでいます。

東海道五十三次は静岡県丸子宿(まりこしゅく)の名物、とろろじるがいただける

ということで「いつか絶対行きたい!」というお店の一つだった『丸子亭(まりこてい)』さんに伺ってきました!

中野ブロードウェイ2階の奥まった場所にある丸子亭。レトロでほっとする雰囲気。
お昼時を少し外した時間、すぐに入ることができました。

あたたかい空気の流れるほっこり店内

店内はカウンター8席、テーブル席1つ。とてもあかかたみのある店内で時折とろろを摺るゴリゴリという音が響きます。

ほぼ満席でしたがどなたもスーパー黙食。目の前のとろろじるに向き合う、その沈黙がまた心地よくあたたかい、そんな雰囲気です。

平素は豊富な単品メニューがありお酒の提供もあるようですが、まん延防止措置期間中の2022年2月のこの日は

  • 基本のとろろじるセット「丸子」
  • とろろじるセット+まぐろ漬けの「駿河」
  • とろろじるセット+黒はんぺんの「清水」

の三種類(各口コミやブログを巡ると時期によって内容が結構変動していそうですが、この三種類はいつでもありそうです)と単品がいくつかございました。

清水港直送というまぐろの漬けがついた「駿河」を注文。

まぐろの漬けが付いた「駿河」

おひつに入ったたっぷりの麦飯、とろろじる、ゴロゴロ野菜が入ったけんちん汁、ひじき、たくあんと葱。どれもこれも美味しそうです。

滋味溢れる贅沢自然薯とろろ

麦飯はたっぷり2杯半くらいありました。多いという方は予め半分や少な目も対応してくださるよう。

おひつを開けたときは「ちょっと多いかな?」と思ったのですが、とろろパワーでサラリとペロッと食べられてしまいました。

茶碗に盛り付け、とろろをたっぷりとかけていただきます。
自然薯という贅沢とろろは味付き。なんと白みそが練り込まれているそうなんです。

体に染み渡る……。

シンプルだけど奥深いとろろじる、滋味たっぷりの味わいに体が喜んでいるのを感じます。うーん幸せ。

葱を加えると食感と風味が変わってこれまた美味しいです。

ゴロゴロけんちん汁とまぐろの漬けも最高!

ごろごろ具材のけんちん汁に

まぐろの漬けも美味しい。

優しさと豊かな自然の味に満たされる感覚

丁寧で優しい美味しさにほっこり。

手間のかかる自然薯とろろじるの贅沢さと、その豊かな美味しさをじっくりじっくり感じました。

お店の雰囲気もとても優しくてやわらかくて、ほっとする時間でした。定期的に訪れたい、何度でも食べたいとろろじる『丸子亭』でした。

こんな人にオススメ!

とろろ好き、自然の滋味を感じたい方

とろろじる丸子亭

住所東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ 2F
営業時間平日/11:30〜15:30
土日祝/11:30〜15:00 17:30〜20:00
※売り切れ次第終了
定休日火曜日、第3水曜日
ホームページhttps://www.heart-beat-nakano.com/shop/58134.html
アクセスJR、東西線「中野駅」下車徒歩7分、中野ブロードウェイ内

入場時消毒、テーブルにはアクリル板あり

訪問日 2022年2月