2023年春、東京・千鳥ヶ淵桜散歩

投稿日 2023-11-06 最終更新日 2023-11-06

あたたかい気候で桜の開花が早すぎた2023年。ソメイヨシノがあっという間に開花し、3月末には葉桜になり始めるという驚きの春でございました。

毎年繁忙期と新年度の慌ただしさで桜の記事を書くタイミングを逃してしまうので、季節外れの記事ではありますが2023年春『東京らしい』桜散歩をお届けします。2024年のお花見の予習にどうぞ。

再開された皇居乾通り一般公開

快晴となった3月某日の東京。

春と秋に一般公開されていた皇居乾門。新型コロナが猛威を振るっていた2020年(令和2年)春から2022年(令和4年)秋までは公開しなかった乾門が、2023年春は再開されたということで「この機を逃してはならない!」と思い切って出かけてきました。

お花見の時期といえば結構肌寒かった記憶があるのですが、3月とは思えぬ陽射し。ちょっと汗ばむほどです。

感染対策と警備チェックは厳重。平日閉門間近ということでほぼ並ばずに入ることができました。

日当たりの良い場所のソメイヨシノももう半分以上葉桜になり始め他の種類もほぼほぼ満開を終えた頃でしたが、それでもたくさんの種類を楽しむことができました。

普段はいることのできない門の内側。桜の後ろにうつる”江戸城の痕跡”にも大興奮。
周囲の高い建物が一切視界に入らないので、タイムスリップした感覚にもなります。

突き抜けるような青空と鮮やかな緑と、お堀の紺碧と桜色。

歴代将軍もこの景色を見たのかな…などと妄想に耽りつつ。

まだまだ数多くの種類の桜を楽しむことができました。

皇居乾通り(春季・秋季公開)

住所東京都千代田区千代田1−1
ホームページ(乾通り一般公開)https://www.kunaicho.go.jp/event/inuidori.html

千鳥ヶ淵を巡る

乾門を出てまずは半蔵門側へ。お堀の両側に手入れされた芝生と桜並木。奥には高層ビル群。”ザ・東京”という景色が広がります。

東京では本来一緒に咲いていることはほぼない桜と菜の花の競演。目にも鮮やかな珍しい風景です。

桜の季節のお花見は、多くの人が上を見上げて笑顔なのがとても良いのですよね。

桜の淡いピンク、芝生の緑、堀の紺碧。本当に絵になります。

空を見あげれば水色とピンク。幸福な景色です。

続いて反対側の九段下方面へ。一本の見事な枝垂れ桜が道行く人の心をつかんでおりました。

千鳥ヶ淵にはボート乗り場もあります。平日とは思えないほどの混雑…!
ボートに揺られ下から見る桜もきっと格別でしょうね。

「のどかだなあ~」

東京の春をめいっぱい感じます。

千鳥ヶ淵公園

住所東京都千代田区麹町1-2
ホームページhttps://visit-chiyoda.tokyo/app/spot/detail/800

標本木のある靖国神社へ

最後に靖国神社へ。昔靖国神社の本当にすぐ近くで働いていたので、目に入る景色に懐かしさを感じながら歩いていきます。

靖国神社の境内が改装されてからは一度も来ていなかったのですっかりキレイ&おしゃれになっていることに驚き。桜モニュメントもできていました。

東京の開花宣言の目安となる標本木。

半分ほどが葉桜になっておりましたが、内苑の桜は日陰になる時間が長いのかまだまだ花盛り。桜の天井でした。

靖国神社

住所東京都千代田区九段北3丁目1−1
内苑閉門時間1、2、11、12月…午後5時
3月〜10月…午後6時
ホームページhttps://www.yasukuni.or.jp/

東京らしい桜スポットを巡ったのは久しぶり。のんびりゆったりと心が癒されました。

こんな人にオススメ!

同僚、友人、夫婦、お一人様、家族

訪問日 2023/3ほか