投稿日 2018-03-09 最終更新日 2021-11-25
2018年伊勢志摩旅、第2弾は一番の目的お伊勢参りです。
第1弾スーパーパスポート『まわりゃんせ』と観光特急『しまかぜ』はこちら
Contents
外宮から参拝するのがお伊勢参りの習わし
お伊勢参りは外宮から参拝するのが習わしということで、伊勢市駅で降り、まずは伊勢神宮外宮にお参りです。
この日は平日、また定休日のお店も多く外宮近辺は静か。お店が立ち並ぶ参道を歩けばすぐに外宮に到着。
伊勢神宮外宮、衣食住の神様である豊受大神宮にお参りです。
鳥居に差し込む光が神秘的です。
後述する内宮に比べたら少なくはあるものの、平日とは思えぬほど人の往来がありました。
森に囲まれ、木々のざわめきをききながら正宮からお参りです。
実は参拝に行くまで、式年遷宮って神宮内でも大きめの社だけ行うのだと思っていたんですね。参拝にいって大変驚きました!
小さめのお社に至るまで、すべてに次の式年遷宮用のお引越し場所が隣り合っているのです。
すべての神様が新しい社にお引越しできるようになっているのですね。
それらを拝見し実感することで、伊勢神宮が日本の中でも本当に特別な神宮であるということを感じました。
その後、多賀宮、土宮、風宮、そして神楽殿へ参拝を済ませ、最後にせんぐう館へ…
…と思ったら、なんとなんと“臨時休館”の看板が!
な、なんだってーーー!残念すぎる!と思ったものの、その理由はこちら。
2017年10月の台風による浸水被害が原因とのこと。そして、訪れた2018年2月現在も復旧作業中。
自然の猛威、こればかりは仕方ありませんね。
再開の折にはまたぜひとも再訪したいと思います。
とても穏やかに勾玉池に浮かぶ奉納舞台。
今は水面が穏やかで美しい景色ですが、台風の時はこちらも大変だったんでしょうね…。
伊勢神宮 外宮(豊受大神宮)
やわらかびっくり!伊勢うどん
外宮周辺には「月夜見宮」という伊勢神宮の別宮があります。
そちらを目指しつつ、こちらで腹ごしらえ。
伊勢の名物である『伊勢うどん』をいただきます。
山口うどんさんに到着。周辺は飲み屋街なので昼は静かでしたが、お店の中はほぼ満席!
こちらは「あられ」を入れてその食感もあわせて楽しむもの。
おお…見た目が濃い…そして太い。
私の中で『うどん』といえばツルツルッとしたもの、コシの強いイメージなので、伊勢うどんは衝撃でした。
ふわふわ、やわやわ…!そして見た目には濃いけれど薄めのお味のおつゆ…。
『うどん…うどん????』と口と目と脳と舌が大混乱でした(笑)。
このやわふわ食感は今までにない経験で、まだ交通機関が発達していないころお伊勢参りに訪れ体力を使った方々の胃に優しくふわりと沁みたのかな…なんてことを想像したり。
名代伊勢うどん 山口屋
住所 | 〒516-0072 三重県伊勢市宮後1-1-18 |
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営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 木曜日 (祝・祭日は営業) |
電話 | 0596-28-3856 |
ホームページ | http://www.iseudon.jp/shop/index.html |
樹齢100年の神秘。美しい名前の月夜見宮。
続いて伊勢神宮別宮である月夜見宮へ。
月夜見宮には樹齢100年のクスノキの巨木や朽木があり、大変神秘的な空気を感じました。
ちなみにこちらの月夜見宮、外側は小さなお堀で四角に囲まれていて面白い作りになっています。伊勢市駅からも近くなので神秘的な空気を感じにぜひ訪れてみてください。
別宮 月夜見宮(つきよのみや)
次はバスに乗り内宮へ向かいます。もちろんこのバスもまわりゃんせで乗れますよー!
一度宿へ荷物を預け、おはらい町へ向かいます。
やはり一生に一度はお伊勢参り!?大変な賑わいのおはらい町通り
おはらい町通りは大賑わい!人、多っ!
そろそろ夕方に差し掛かろうというところでしたが、平日とは思えない賑わいっぷりに驚きました。外宮でも「平日にしては(想像していたより)多いな~」と思っていましたが、まさかの混雑っぷり。
『一生に一度はお伊勢参り』。自分含めそんな方も多いのでしょうね。
さてさて、伊勢に参ったからにはやはりこちら。赤福本店です。
実は東京在住の身にとって、赤福のイートインスペースは憧れ。
夏は赤福氷、冬はぜんざい。いただかねばなりません。
赤福っておはらい町だけで相当な店舗数があるんですね!しかもどの店舗も大賑わい。お伊勢参りと赤福はセットなんですねえ。
赤福ぜんざいと、スタンダードな赤福餅をいただきました。
赤福餅のなめらかなこし餡と、ぜんざいの小豆つぶつぶを堪能。久しぶりに食べる赤福餅、美味しかったです…!
伊勢名物 赤福本店
住所 | 〒516-0025 三重県伊勢市宇治中之切町26番地 |
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電話 | 0120-081-381 |
ホームページ | https://www.akafuku.co.jp/ise/honten/ |
芸事の神様、猿田彦神社へ
おやつをいただいたところで、おかげ横丁を抜け先に猿田彦神社へ向かいます。
バスも通っていますが歩いても15分かからないくらいで行かれました。
みちひらきの神様、猿田彦神社。
こちらには芸事の神様、佐瑠女神社も。
私フリーランスですので、いずれもしっかりとお参りさせていただきました。
さざれ石に。
裏手には、御神田。毎年5月5日に豊作を祈って早苗を植えるお祭り「御田祭」が行われるそうです。
猿田彦神社
住所 | 〒516-0026 三重県伊勢市宇治浦田2-1-10 |
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電話 | 0596-22-2554 |
ホームページ | https://www.sarutahikojinja.or.jp/ |
自然と神聖な気持ちになる場所、伊勢神宮内宮
そしていよいよ内宮参拝へ。
お宿の夕食の時間も近いので、参道でのつまみ食いをしてお腹いっぱいになってしまわないように美味しそうな匂いをよけつつ向かいます(笑)。
気持ちを新たに参ります。
大鳥居をくぐるとそこは別世界。
外宮でも広い、と感じましたが御手洗場までの道も広く長く。
ゆっくりと、ゆったりと、特別な空気を感じるようになってきます。
五十鈴川の清らかさ。冷たくピリリと身の引き締まる思いでした。
こちらもまずは正宮へ。
隅々まで本当に特別な空気を感じます。木々のざわめきや川のせせらぎを聴きながら、広い内宮をたっぷりと2時間かけてまわりました。
お伊勢参りは早朝参拝をされる方も多いと思いますが、閉門前にお参りするのは「夕間詰め」というそうですね。
大鳥居をくぐった時にはまだまだ多かった人が、時間が経つにつれてぽつんぽつんとまばらになり、静けさがやってきます。
ゆったりとした時間と空気に、日常の慌ただしい気持ちがスッと鎮まっていくようでした。
伊勢神宮を出ると、おはらい町はすっかり店じまい。先ほどまでの喧騒が嘘のように静まっておりました。なんとも満たされた気分で一日目のお宿「いにしえの宿 伊久」へ向かいます。
※内宮・外宮とも神域ということで掲載写真以外は撮っておりません。「ここまではOK」という看板があった場所で撮影しています。
第3弾、お伊勢参りならこちらへ。「いにしえの宿 伊久」に続きます。
こんな人にオススメ!
一生に一度はお参りへ
伊勢神宮
住所 | 〒516-0023 三重県伊勢市宇治館町1 |
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ホームページ | https://www.isejingu.or.jp/index.html |
訪問日 2018年2月