サマータイムレンダ聖地巡礼~加太のまち散策~

熱くて素敵な、和歌山が舞台の作品『サマータイムレンダ』聖地巡礼旅。前回の友ヶ島に続き、今回は日都ヶ島の街並みの一部である加太の街の散策とサマレンスポットを巡ります。

南海電鉄加太さかな線「めでたい電車『かい』」でいざ加太へ!

加太さかな線(正式名称:南海電鉄加太線)という路線名からして可愛い和歌山市駅-加太駅を結ぶ線。

サマレン本編の加太フォトレポート回(単行本には未掲載)、アニメでの描写、小舟姉妹を演じている声優・永瀬さん白砂さんによる和歌山観光パンフレットで『めでたいでんしゃ』は知っていたものの「タイミング良く乗れたらラッキー」くらいの気持ちでした。

「さあ友ヶ島に行くぞー!」と和歌山市駅に到着し電車を待っていると…ホームに水色の車両が!

まさに観光列車『めでたいでんしゃ』の「かい」が入線です。

なんという幸先の良さ!

海の中をイメージした遊び心いっぱいの「かい」は“開運”の願いを込めた列車とのこと。
人がこないうちに~!と車内をあちこち激写しまくります。

あしらいが色々かわいい。

海の生き物の形をした手すりやヒラヒラしている魚や海藻がいい!あちこちにあるブルー&水色の配色が爽やかです。
朝の気持ち良い陽射しが差し込むなか、出発進行。加太駅まで40分ほどガタゴト揺られて行きます。

今回の最大目的は友ヶ島。ばっっっちり聖地巡礼を堪能した友ヶ島はこちらの記事で。

サマータイムレンダ聖地巡礼~神秘の無人島・友ヶ島~

13時半友ヶ島発に乗り、14時前に加太に戻ってきました。たっぷり4時間歩いた体はお腹ペコペコ!

『ゑびすや』で地元の美味しい魚をいただく

加太は漁港や釣り場があり「真鯛の一本釣り」が有名。『加太さかな線』と『めでたいでんしゃ』と魚推し、その中でも鯛は絶対食べなくては!なひとつ。
友ヶ島を散策後はここだ!と決めたのが友ヶ島汽船乗り場すぐの『ゑびすや』さん。

注文してから調理ということで少し待ちますがお店の雰囲気もとっても良く、楽しみにのんびりと待ちます。

疲れた体にエネルギー補給。

注文したのは漬け丼。海鮮丼ととても迷いましたが「生姜がきいている」ということで汗をかいた体にぴったり。鯛やタコがごろごろで海苔の香りがとてもいい!隠れてしまっていますが香の物もついています。
新鮮な魚の弾力を感じながらとっても美味しくいただきました。

軽食ゑびすや

住所〒640-0103 和歌山県和歌山市加太211
ホームページhttps://casual-japanese-style-restaurant-545.business.site/
営業日時水曜定休、11時開店(日によって閉店時間変動アリの様子)

マスク着用、検温消毒、アクリル板の仕切り有

レトロかわいい古民家でゆったり、オジバ商店

友ヶ島散策後なのでとにかく疲労回復を優先(笑)。お昼の後はおやつを食べにオジバ商店へ。永瀬さんと白砂さんがパンフレット内で訪れていたお店です。

30年空き家だった古民家を活用し、シェアショップとしてランチ、レトロ雑貨、レンタルきもの、喫茶など色んなお店が週末だけ開店。お店のモットーは干渉せずゆっくりしてもらうこと。

田舎の祖父母の家に来たような懐かしい雰囲気。カフェ「名前のない喫茶室」利用で奥の広いお部屋に通していただきました。

席を自由に選べるということで、本が置いてあるなんとなく南雲先生が好きそうなお席へ。

檸檬スカッシュとプリンを注文。

可愛い&渋いレトロに囲まれるひととき。

檸檬シャーベットがのっているスカッシュの酸っぱさが疲れた体に染み渡ります。固めプリンも嬉しい。

のんびりゆったりとした「休日!」という時間を過ごしました。

オジバ商店

住所〒640-0103 和歌山県和歌山市加太249
営業週末土日11時~17時
ホームページhttps://www.instagram.com/otakasan77/

マスク着用、入店時消毒

コバマートなど、サマレンの世界に浸る

さて!疲れが癒されたところでいよいよ『サマータイムレンダ』ポイントがたくさんある加太の街並みを散策します。

※記事の順番は廻った時系列ではありません。このページで紹介している加太の聖地巡礼順としては、友ヶ島汽船下船→(お昼・ゑびすや&オジバ商店)→淡嶋神社→小嶋一商店・Y字路→堤川沿い→キシモト商店→加太観光協会案内所→加太駅でした。

まずはこちら、コバマートこと小嶋一商店さん。

小早川家が住むコバマート。

まさにそのまま!

…なんですが、よもぎ餅が売り切れていたためお店の方との会話のとっかかりを掴めず外観だけささっと撮らせていただくということに…(発揮できなかったコミュ力)。

検索すると濃い緑で柔らかそうで美味しそうですよね小嶋一商店さんのよもぎ餅。

加太の山林で摘んだ天然よもぎで毎日もち米を蒸して作っている贅沢品。

小嶋一商店を紹介しているサイトによっては「8時半から買える」ともあるので、朝汽船乗り場に向かう前か帰ってきてすぐにお昼の前に確認に来るべきでした。朝は真っすぐに乗り場を目指してしまったので…次こそ!

ちなみによもぎ餅を販売している他のお店も早くに完売の様子でした。各お店の色味が全然違うので食べ比べも楽しそうです。

小嶋一商店

住所〒640-0103 和歌山県和歌山市加太425
営業不定休。Googleによれば大体9:30~17:00頃、8:30からという情報も有

次は慎平と澪が初めて根津さんと会ったあと、根津さんが去っていくY字路です。

車が停まっている時もあります。

こちらもそのまま!

小嶋一商店とオジバ商店のすぐ近く。サマレンポスターも貼ってありました。

そして慎平と澪が雨宿りしたキシモト商店近辺。

そのまま!すごい!

このキシモト商店さん、あげパンとサーターアンダギーが超有名なのだとか。

朝汽船乗り場に向かう時もこの道を通ったのですが、朝早くから揚げてらっしゃったんですよね…!
ただやはり帰りにはもう完売していたようで買えず…。

よもぎ餅といい、次の友ヶ島は加太に前泊して加太の美味しいものを堪能するべき!と強く思いました。

キシモト商店

住所〒640-0103 和歌山県和歌山市加太1341
営業9:30〜17:00 売切れしだい閉店 / 月曜定休(休祝日営業)
ホームページhttps://www.instagram.com/kishimoto_bakery/?hl=ja

小嶋一商店からキシモト商店へ向かっていく途中には「ここもソックリ!」な堤川沿いの道があります。

角度はちょっと違いますが、アニメを見た方ならすぐわかる風景。煉瓦造りの旧丸治醤油レンガ倉庫がポイントです。

慎平や窓が歩いた道。

すごい、サマレンの世界や…!