1年というのは本当にあっという間。でも1年を過ごし再び同じ季節を迎えたから感じられる、自然の芸術と楽しむ喜びがありますね。

2019年師走。この年、しばらくぶりにようやく行くことができた京都。
12月も2週目なので紅葉はあきらめていたのだけど、”散り紅葉”という秋の終わりから冬の始まりの紅葉を堪能しました。

2018年と同じ場所をいくつか巡り昨年とは違う色づきに気付く。
日々の寒暖差が激しかった2019年。毎日の急な寒暖差が紅葉を鮮やかな赤に染めたのだろうか。

散った紅葉は本当に美しい絨毯みたいでした。

今回も訪問した紅葉スポットの写真をまとめてお送りしようと思います。(写真が多いため2回に分けて。其の弐はこちら)

千本釈迦堂は冬の風物詩、大根焚きとともに。

北野天満宮から少し北西にある穏やかなお寺さん、千本釈迦堂。大工の夫とその妻おかめにまつわるエピソードから夫婦円満や子授けに御利益があると伝えられています。

千本釈迦堂の名の由来の一つに南北に走る千本通に千本の桜が植えられていたという説もあるのだとか。春にはおかめ桜や普賢桜など華やかな可愛らしい桜が境内に咲き誇ります。桜の名所としても知られています。

こちらの仏像は圧巻。快慶・定慶を肌で感じる寺宝・重要文化財の仏像の数々や、おかめさんにちなみ集められたらしい昔からの「おかめグッズ」を見ることもできます(有料拝観)。

遠い昔、仏師が仏像に込めた魂や仏像を拝んだ人々の時を感じられるそれはそれは見事な仏様を拝むことができます。お時間があればぜひ。

さてその千本釈迦堂では、お釈迦様が悟りを開いた12月7日、8日に無病息災を願い『大根焚き』が行われます。

東京のニュースで毎年見る『大根焚き』は、人生で一度は体験したかったものでした。その千本釈迦堂の大根焚きが、来訪した12月7日に行われるというので「これはもう絶対に行くしかない!」と、新幹線で到着するなり いの一番に向かいました(笑)。

初穂料は1000円。お椀サイズだと思ったらまさかの丼サイズ!大きな大根3つと甘いおあげ、優しいお出汁がたっぷり!

大きな大根が3つも!しみしみ。

無病息災を願いながら体に沁みわたらせました。美味しい…そしてお腹が満たされる…!いつか、と思っていた行事の一つを体験できとても嬉しいです。

紅葉もまだ残っていました。

千本釈迦堂

ホームページhttp://www.daihoonji.com/

京都御所、紅葉の絨毯。

御所には本当に数々の樹木が植えられていて、どんな時期に行ってもなにかしらの木々や植物を楽しむことができます。広々としているので自分だけのお気に入りの空間を見つけるのも楽しいかも。

てくてくと歩いていると、真っ赤に色づく場所を見つけました。まさに紅葉の絨毯。ふかふかです。

ふっかふか

ちょうど夕暮れ時。空も赤く染まっていきました。神社や木々はシルエットになり、まるで映画のワンシーンのよう。

この日は年に数回の京都迎賓館の夜間特別公開が行われており、そちらにもお伺いしてきました。その様子はまた後日。

京都御所

ホームページhttps://sankan.kunaicho.go.jp/guide/kyoto.html

はらはらと散紅葉の音を楽しむ真如堂。

紅葉の名所の一つである真如堂。“散り紅葉”という言葉は京都の紅葉2019で初めて知りました。

実は、初めて訪れたお寺なんです。
以前“真如堂前”というバス停から行こうとしたのですが、とても暑い日であまりの急坂に諦めたのでした…(苦笑)。

真如堂に行く際には“法然院町”バス停から歩いて行くとそこまで激しい坂道をのぼらずにすみますよ。

散りつつ、積もりつつ、最後の赤を咲き誇らせつつ。終わりゆく秋を静かに感じられる場所でした。

有料拝観の「涅槃の庭」「随縁の庭」はずっと眺めていたくなります。区切られたそれぞれの庭はなにをあらわすのか…。石庭って心が落ち着くんですよね…。

真如堂

ホームページhttps://shin-nyo-do.jp/grounds/

お地蔵さんの笑顔につられ嬉しくなる圓光寺。

大好きなお寺の一つ圓光寺。どんな季節でも大変美しく、静かで心地よい素晴らしい空間です。
こちらには水琴窟があり、その美しい音色にそっと耳を澄ませながら時の流れに体を委ねます。

りぃんと美しき音色が響きます。

しばらくすると雨が降り始め、竹林と紅葉にさらさら、ぽたぽたと雨があたる音。風が吹くとしゃららんと鳴り、自然と自然が混ざり合う空気にとても穏やかな気持ちになりました。