投稿日 2018-11-11 最終更新日 2021-05-03
皆さん!北野天満宮は行かれたことございますでしょうか?
学問の神様・菅原道真公が祀られている全国の天満宮・天神社の総本社。受験生・修学旅行生にとって定番の神社ですね。
そんな北野天満宮は梅も有名。正月明けから3月末頃まで新しい年と春の寿ぎを感じられる、それはそれは素敵な梅苑もございますよ。
北野天満宮
住所 | 〒602-8386 京都市上京区馬喰町 北野天満宮社務所 |
TEL | 075-461-0005 |
ホームページ | http://www.kitanotenmangu.or.jp/ |
梅にちなむ美しい地名
北野天満宮がある辺りは“北野白梅町”や“北野紅梅町”という梅に因んだとても優雅な地名。
北野白梅町は嵐電の駅名やバス停の名前にもなっていますからご存知の方もいらっしゃると思いますが、白梅と紅梅という二つの地名は、なんだか京都らしい風情も感じますよね。
以前北野天満宮のすぐ目の前の「とようけ茶屋」をご紹介しましたが、今回はほんの少しだけ住宅街の方へ入っていった、京の手打ちうどん「たわらや」さんをご紹介させていただきます。
ゆったりと落ち着ける素敵な内装のお店
北野天満宮を背に、京都府警上京警察署の右側の細い道を入っていくとすぐに見えるのは…

古民家の素敵な雰囲気の外観。石畳や俵が描かれたのれんに惹かれます。
看板の「信楽焼」の文字も気になりますね。
実は上の写真に写っていない左側には信楽焼も展示されており、行った日はそれを見て入られる外国人も何人かいらっしゃいました。
その展示の硝子窓から見える店内には、こんな素敵な一角があります(撮影許可済)。

たくさんの日本らしい道具が置かれながら、とても可愛らしいく素敵なスペースですよね。
五種類の出汁でとった透き通るおつゆとこだわりの塩
さて、席についてうどんをいただくことに致しましょう。
お店一押し、梅の香うどんを注文。

梅香る、美味しそうなうどんがやってきました。北野天満宮にちなんだ南紅梅と、こんがり焼いた鶏肉入り。
たわらやさんでは原材料にこだわり、麺には自然海塩「46億年」という地球誕生の歳月にあやかって名付けられた最高級塩を使用されているのだとか。海水と同様の豊富なミネラルを含み、麺をおいしくするだけでなく健康にも良い成分を含んでいるそう(※たわらやサイト参照)。
かつおなど5種類の出汁でとられた、透き通ったおつゆもとても綺麗です。
もっちりかつしっかりした麺と出汁の味をじっくり感じるおつゆ。しその葉や梅干しで味の変化し、「ほっ」とするお味です。
ちなみにたわらやさんには「名物!たわらやうどん」という“天神様詣での折に必ず食したと言う太くて長い一本うどん”があります。モチモチの麺と、土生姜を加えてピリッとしたおつゆでいただくそう。
たわらやうどんは電話予約をしておくと確実に食べられるそうなので、「気になる!」という方はぜひお電話してみてくださいね。
ぜひ甘いものも。ほんのり塩気を感じる特製饅頭
そして、食後の別腹!季節限定と聞いたらいただかずにはいられません。食後の甘味に、特製たわらや饅頭を注文。

たわらや独自の特選南紅梅を練りこんだ餡。春を思わせるピンク色の、ほんのり塩気を感じる餡がとっても美味しゅうございました!
こちらは秋~4月中旬迄いただけるそう。店頭販売もあり、お持ち帰りもできますよ。
今回紹介した以外にも、衣笠丼やきつね丼、しっぽくうどん(orそば)や鰊うどん(orそば)など、関東にはないお食事を色々といただくことができます。
正月明けからゆっくりと咲き3月末頃まで楽しめる梅の香りに誘われて、受験生もそうでない人も、“梅”のうどんやお饅頭を味わってみませんか。
こんな人にオススメ!
うどん好きな方ならどなたでも!
たわらや
住所 | 〒602-8386 京都市上京区馬喰町918 |
電話番号 | 075-463-4974 |
営業時間 | 11時~16時 |
定休日 | 不定休 |
ホームページ | http://www.geocities.jp/tawaraya_udon/ |