投稿日 2023-07-31 最終更新日 2023-11-06
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7月はサマータイムレンダ月間!
『サマータイムレンダ』にハマりほぼ人生初めての聖地巡礼をしたのが2022年9月。
サマレンファンにとって、物語の中心となる7月22日~24日は特別です。今年は23日に和歌山市内でサマレンイベントもあるということで大変な盛り上がり。
…なのですが!イベントが発表された時には日程調整できない仕事の予定が既に入っており(涙)、カレーなどのコラボイベントに合わせて予定していた冬は体調の都合で来られなかったこともあり。
「せめて7月中には行きたい」と無理やり仕事の予定を調整して二度目の聖地巡礼に行ってきました。
2022年9月の『サマータイムレンダ』聖地巡礼記事はこちら
<友ヶ島はこちら> サマータイムレンダ聖地巡礼~神秘の無人島・友ヶ島~
<加太散策はこちら> サマータイムレンダ聖地巡礼~加太のまち散策~
<和歌山市街と田の浦中道はこちら> サマータイムレンダ聖地巡礼~和歌山市街と田の浦中道~
JR和歌山駅へ降り立つ
前回こなかったエリア、JR和歌山駅に降り立ちます。サマレンアプリで撮影した画像は著作権的に微妙なのでJR和歌山駅でブログに掲載できる写真がないのですが…
降り立った途端聴こえる東日本とは違うセミの声。西日本に来たんだな~!と実感しました。
一度宿に荷物を預け、和歌山駅地下にある観光交流センターへ向かい、早速潮ちゃんに出迎えてもらいます。
滞在予定の3日間、お天気は超絶不安定。予報を見るたび雨マークが増えたり減ったり。
しかし一番降水確率が少なそう&夜まで思いっきり動けるのがこの日…ということで電動自転車を借り前回行けなかった場所にリベンジすることに。
『ぶらくり丁 BiBo』でいただく慎平のカレー
なによりまずはお昼!ということで「慎平のカレー」を提供している店舗のひとつ『ぶらくり丁BiBo』さんへ。見た目やディスプレイも大変オシャレなカレー屋さんです。
平日お昼時、ひっきりなしに地元の方が訪れていました。人気店ですね!
慎平のカレーは鶏肉のホロホロ具合と、時折ふわっと来るピーマンのほろ苦さが絶妙。
中辛にしていただいたのですが、辛さも大変好みでした。美味しかった~!
常連さん方には日替わりが人気の様子。
追加でラッシーもいただきました。めちゃくちゃ濃厚なラッシーでした。
さすがカレー専門店、他のカレーも大変気になる美味しさでした!ごちそうさまでした。
ぶらくり丁 BiBo
住所 | 和歌山県和歌山市中ノ店中ノ丁16−17 |
営業時間 | 火~金 / 11時30分~15時00分, 17時00分~20時00分 土曜日 / 11時30分~20時00分 日曜日 / 11時30分~17時00分 |
定休日 | 月曜日 |
https://www.instagram.com/curry_bibo/ |
※慎平のカレーは2023年7月末提供終了
市街を自転車で、雑賀崎方面へ
目的地は前回行かれなかった雑賀崎方面の『養翠園』。サマータイムレンダの聖地ではないので関連でないところは後日別記事としますが、和歌山城を眺め市役所に立ち寄りながらぐんぐん南西へ向かいます。
まずは市役所でサマレン推しを感じる
『サマータイムレンダ』ファンとして嬉しいのは、行政がバックアップしてくれているところ。和歌山市役所内や前にはアニメ放送終了後の今もポスター等が掲示されています。
市役所内のディスプレイの中には台本や作者・田中靖規先生の直筆色紙も。思わず拝んでしまいます…!
フォロワーさんと話題になった真砂丁を見て
サマレンフォロワーさんと話題になった、真砂浄水場。
「真砂丁」という地名は今もあるということで、交差点の写真もパシャリ。
和歌山城にある珍しい砂の丸広場も確認してきました。和歌山が砂丘であった痕跡、今回はあちこちで感じることができました。
雑賀崎の廃灯台を遠くから
『養翠園』『番所庭園』を見た後、雑賀崎~田ノ浦を回ってきました。前回訪れるのが結構大変だった田の浦中道にも自転車であっさりと行くことができました(笑)。
ただし番所庭園に着く前あたりから空がゴロゴロとし始め、遂に夕立に振られ&雷もやばかったため、アニメ最終回に見た廃灯台の近くまで行きながらも急いで退散。
新和歌浦廃灯台
住所 | 和歌山県和歌山市新和歌浦2−2 |
1日目のサマレン関連はこれにて終了です。
雨の日に巡る、聖地・友ヶ島
和歌山に訪れた7月12日~14日の週は波や風が不安定。この週、通常運行(予定通り全便運行)があったのはなんと7月13日のみでした。
今回の旅程で友ヶ島に渡れるチャンスは13日のみ。船が無事出るといいなあ…と思いながら2日目のこの日盛大に寝坊した訳ですが、通常運行する(してる)!ということで加太に向かいます。
13時の切符購入窓口が開く直前に雨が降り始め、雷もゴロゴロ…。
タイミングがジャストすぎて笑ってしまうのですが、せっかく来たことだし傘や簡易雨合羽は持ってきている&友ヶ島なら雨宿りポイントも複数あるので、貴重な雨の友ヶ島へ向かうことにしました。
今回の友ヶ島は虎島方面と復旧した第四砲台跡方面へ行くつもりでいたのですが、前日の夕立ちでジーンズがびしょぬれになり乾燥が間に合わなかったので超軽装&この日も雨ということで、無茶はせず前回あまりゆっくり回れなかったところを巡ることに。
まずはサマレンスポット
友ヶ島の潮ちゃんに迎えてもらい、凸村がきちんと勤務していることを確認し(笑)、南雲先生の松や例の祠を見ながら西側を攻めていきます。
雨に蒸す第五砲台跡
前回はかなり駆け足になってしまった第五・一・二砲台跡をゆっくりを巡ります。帰り道を考え、まずは一気に登りきってしまう第五砲台跡から巡ることに。
先ほど一度強い雨がザッと降ったので、夏の緑がむせ返るほどの香りに。
上に登り、砲台が置かれていたであろう場所を確認。草木が生い茂り、時の流れを感じます。
道の途中では木々の合間でガサガサと何かが飛び跳ねる音が。リスっぽい小動物がたくさんいました。
あの日が見えるような第一砲台跡
蒸し暑さや、セミの声。「あの日」も、ちょうどこんな気候だったかもしれません。
友ヶ島灯台と装甲掩蓋
第一砲台跡の裏手側の道に回ると、塹壕のような通路が出てきます。この通路に沿って進むと装甲掩蓋(そうこうえんがい)が。装甲掩蓋の扉は開け放たれていたので、塹壕をそのまま進んでいくと中に入ることもできるようです(軽装で虫にたくさん刺されそうなので今回はパスしました)。
この装甲掩蓋、国内で現存しているのはなんと佐世保と友ヶ島の二か所のみなのだとか。
貴重な近代遺産です。
監視口から少しだけ中の様子を伺うことができました。
美しい友ヶ島灯台。
歴史を深く思う第二砲台跡
こちらも前回ほぼ写真撮影のみとなった第二砲台跡。前回回れなかった海側の方にも回ってみます。
悪天候でも、空、海、草木の緑、そして赤煉瓦のコントラストが美しいです。
「ここ(第二砲台跡)だけ元の砲台の形が全然わからないほど崩壊しているのは何故だろう?」と思ったら、奥にある看板に理由が書いてありました。
第二次世界大戦終戦、使用を禁止する意図で爆破破壊した
とあります。海側で特に目立つため第二砲台を破壊した…ということでしょうか。
友ヶ島の砲台は戦時中一度も使うことはなかったそうですが、先人たちの強い意志を感じられる第二砲台跡。「美しく神秘的」だけではない重い歴史がそこにはあります。
シマシマ断層の虎島や友ヶ島風景
晴れていたらめちゃくちゃ絵になりそうなブランコや、ダムらしきもの。
前回は通れなかった第二砲台跡から野奈浦桟橋へのルート。そして虎島。
虎島、めちゃくちゃシマシマな断層!
何故「虎島」というのか、その理由がハッキリわかった帰りの船でした。
友ヶ島、ぜひブラタモリで取り上げてみて欲しいですね。
加太の街角で味わう『サマータイムレンダ』
今回も加太へは めでたい電車「かい」で。狙った訳でなく乗れるとラッキーな気持ちになりますね!
とても賑やかで可愛い加太駅。
加太の潮ちゃんはコメント付き。どうやら月ごと?にコメントが変わるようです。
加太観光案内所
ディスプレイなど可愛いですよね。あちこちで、加太の街並み×慎平&潮がいるのも楽しいです。
淡嶋神社
夏の香りと虫の音いっぱいの人形供養の淡嶋神社。
加太でいただく美味しいもの。『ゑびすや』の海鮮丼。
色々と迷ったものの、今回もお昼は汽船乗り場すぐの『ゑびすや』さんにて。
加太産の鯛やタコ、しらすなど大変満足な一杯です。
サマレンな街角と名物「よもぎ餅」と「あげパン」
夏休み前かつ平日ということもあり、とても静かな加太のまち。サマレンスポットに心躍りながらのんびり街歩き。
加太への到着は11時半頃でしたが、天候や平日ということもありもしかしていけるのでは?という希望のもと、キシモト商店さんと小嶋一商店さんへ訪問。なんと無事あげパンとよもぎ餅をゲットすることができました!
どちらも結局友ヶ島で(濡れてて座れなかったりで)食べるタイミングがなく宿に帰ってからいただくことに。
長時間もち歩いていたため、特によもぎ餅は中身がお見せできない形状になってしまったのですが、
念願の小嶋一商店さんのよもぎ餅はよもぎの濃さとちょうどいい甘さで大変美味しく大満足の食べごたえ。
キシモト商店さんのあげパンは「本当に油で揚げてます?」という軽さで、何個でも食べられてしまう美味しさ。
揚げたてはこれまた別格なんでしょうね!両方とも味わえて、とても幸せです。
夕立ちに遭いグリーンコーナーのやわらかいグリーンソフトを食べることができなかったので、固い方のグリーンソフトを。和歌山で食べるグリーンソフトは格別でした。
加太春日神社で「めで鯛」を釣り上げる
キシモト商店さんのすぐ前にある加太春日神社にも立ち寄り。大変古いご由緒のある神社です。
加太春日神社の創建年代は明確ではないが、紀伊国造家旧記によると、神武天皇御東征の御代に、天道根命が神寳二種を奉じて加太浦に上陸、頓宮を造営して天照大御神を祀ったことに始まるという。 当地は海に面して漁業の盛んなところであるため、のちに航海安全と大漁を祈願する住吉神社を合祀したらしく、文保元年(一三一七年)六月二十九日付賀太庄住吉社への寄進状(向井家文書)が残されている。
加太春日神社のご由緒より https://www.hir.ne.jp/e3/omiya/about.html
こちらにはめでたい電車の運行開始に合わせて作られたという「鯛みくじ」があります。
自分で釣り上げる、たらいの中を泳いでるように見立てた鯛みくじもあり、
加太に来る際すれ違った黒い「かしら」を狙ってみました。
おみくじごと持ち帰ることができるのも嬉しいですね。ちなみに「中吉」でした。
加太春日神社
住所 | 和歌山県和歌山市加太1343 |
営業時間 | 月~日 / 9時00分~17時00分 |
ホームページ | https://www.hir.ne.jp/e3/omiya/ |
加太産の材料でいただける たこ焼き『さちまる』
帰りにはたこ焼き屋さんへ立ち寄り。加太でたこ焼き、これは立ち寄らない訳にはまいりません。
「前回あったかな?」と思ったら、こちらの『さちまる』さん営業日が月に9日程度なのだとか。開店に出会えて大変ラッキーです。
色々と種類がありましたが、初めてなのでまずはスタンダードなソースマヨを。
加太産のタコを使い、材料や調味料などもできる限り加太産のものを使っているということ。
外側はカリッと、中はふわっと。なにより加太産のタコの食べ応えといったら!10個でも100個でも…とはいきませんが結構何個でもペロリと食べられてしまいそう。
しばしサマレン話や加太、友ヶ島の話を色々とさせていただきました。さちまるのお姉さんは加太ご出身ということで、時折出るアニメで聴いたのと同じ和歌山弁にめちゃくちゃ反応してしまいました(笑)。サマレンでいらっしゃるお客さんは海外の方も多いとか。
営業日はインスタが一番チェックしやすいと思います。とても美味しかったので開いていたらぜひお立ち寄りください♪
たこ焼き さちまる
住所 | 和歌山県和歌山市加太480 |
営業日 | https://www.instagram.com/sachimaru0303/ ※月に9日程度の営業だそうなのでInstagramでご確認ください |
ホームページ | https://sachimaru7.wixsite.com/website |
帰りも「めでたい電車」で
狙った訳ではなかったのですが、帰りの電車も「めでたい電車」!青い「かい」とピンクの「さち」のベビーという赤い「なな」。
めでたい!観光電車ってワクワクしますね!
今回も人がこないうちに車内を激写しまくりました(笑)。
ぶらくり丁『ラサボジュン』でいただく慎平のカレー
3日目は一度行ってみたかった『紀三井寺』そして『和歌山市立博物館』へ。帰路につく前に、もう一皿「慎平のカレー」をいただきました。
お伺いしたのはこれまたぶらくり丁にありますスリランカカレーのお店『ラサボジュン』さん。
タイやインド、ネパールカレーのお店は数あれど、スリランカカレーのお店はお目にかかったことがありません。『サマータイムレンダ2026 未然事故物件』では「最近スリランカカレーにハマっている」という南雲先生がセリフがあり、初のスリランカカレーにワクワク。
スパイスはしっかり感じるものの、辛くなくサラリと食べられる感じ。ピーマンの苦み、ココナッツ?の食感もアクセントになり大変美味しゅうございました!
このスパイスの感じ、とても好みです。
Rasa Bojun Wakayama (ラサ ボジュン 和歌山)
住所 | 和歌山県和歌山市本町1丁目27−1 |
営業時間 | 月~日 / 11時00分~22時00分 |
https://www.instagram.com/rasabojun/ |
※慎平のカレーは2023年7月末提供終了
街角の潮ちゃん、南海電鉄でお別れ
潮ちゃんの等身大看板のほか、小さな潮ちゃんが街のあちこちに。帰る前に立ち寄った和歌山市立博物館にもいました。アニメは知らなくてもすっかり「顔は知ってるあの子」になっていそうな潮ちゃん。
再販されたというサマータイムレンダ切手も無事追加ゲット。和歌山の名所とキャラクターが一緒になっているこのイラスト、どれもとても綺麗で好きです。
プレミアムなグリーンソフト
夕立に振られてしまいグリーンコーナーでのグリーンソフトは叶わなかったため、和歌山市駅キーノのプレミアムな玉林園でプレミアムなグリーンソフトを。
潮と「さち」に見送られ。
帰りは和歌山市駅より。潮ちゃんとめでたい電車の「さち」に見送られます。
7月に来ることができ良かったです!また気軽に遊びにきたいと思います♪
サマータイムレンダ以外の和歌山旅行記は後日更新予定。
2022年9月の聖地巡礼
<友ヶ島はこちら> サマータイムレンダ聖地巡礼~神秘の無人島・友ヶ島~
<加太散策はこちら> サマータイムレンダ聖地巡礼~加太のまち散策~
<和歌山市街と田の浦中道はこちら> サマータイムレンダ聖地巡礼~和歌山市街と田の浦中道~
<徳川巡り其の壱はこちら> 紀州和歌山・徳川吉宗公の故郷を巡る~其の壱~
<徳川巡り其の弐はこちら> 紀州和歌山・徳川吉宗公の故郷を巡る~其の弐~
こんな人にオススメ!
サマータイムレンダファン、史跡ファン、近代史ファン
訪問日 2023/7/12~14